屋久島とは…
九州最南端佐多岬から南へ60km。『洋上アルプス』と呼ばれるこの島は、ほぼ全域が山地であり、1,000mから1,900m級の山々から形成されています。
面積は504.88km²。周囲約130km。円形に近い五角形です。
海岸から急に2,000m付近まで立ち上がる地形。 海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、
屋久島は月のうち、三十五日は雨」と表現されるほど大量の降雨をもたらすため、年間降水量は平地で約4,000mm、山地では8,000mmから10,000mmにも達します。島の沿岸部の亜熱帯から山頂部の冷温帯まで多様な気候分布となっているため、山頂付近では積雪が観測されており、日本国内において積雪が観測される最南端となっています。